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そもそも「CMS(WordPress)」ってナニ?【導入編】

そもそも「CMS(WordPress)」ってナニ?【導入編】

はじめまして。フロントエンドエンジニアのワタナベです。
※私のプロフィールは記事の下にある「記事を書いた人」で紹介しておりますので、お時間ございましたらぜひ読んでみてください。m(_ _)m

突然ですが「CMS」「WordPress」という言葉、聞いたことがありますか?
私のようにWeb業界で働いていると、日常的に耳にする用語なのですが、一般の企業にお勤めの方、Webに関わらない職種の方には、馴染みが薄いかもしれません。

フルスケールでは、この「CMS(WordPress)」を提案・構築することがとても多いので、今回は「全く知らない」「聞いたことがあるけど、詳しくは…」というWeb担当者の方や、リニューアルを検討されている企業の方に向けて、簡単に解説したいと思います。

そもそも「CMS」とは?

CMSとは「コンテンツ・マネジメント・システム」の略。簡単に言うと「プログラミングの知識がなくても、簡単にWebサイトが制作・更新・運用できるシステム」のことです。

例えば、企業Webサイトに必要なコンテンツである「お知らせ」「スタッフブログ」など、記事を作成して投稿しようとすると、ほとんどの場合はプログラミングの知識が必要です。しかし、このCMSをWebサイトに導入・構築しておくことで、ノンプログラミングで簡単に記事を作成、編集し、投稿することが可能。

その他、記事の作成以外でも、例えば「会社概要」ページのテキスト変更など、Webサイトの更新に関するさまざまなことが、管理画面上で簡単に編集・運用することができます。

そもそも「WordPress」とは?

「WordPress」とは、数あるCMSの一つです。
犬で例えるならば、犬(CMS)の中の犬種(WordPress)です。※変な例えですみません…。

なので、CMSはWordPressだけでなく、他にも以下のようなものがあります。

  • Movable Type
  • Wix
  • ShareWith
  • Jimdo
  • Drupal

WixやJimdoなどは、もしかしたら耳にしたことがあるかもしれませんが、他にも多くのCMSが存在しています。

WordPressは日本でのCMSシェア率No.1

下のグラフは日本でのCMSシェア率の高いトップ3を表しています。
※2020年11月19日現在

出典:https://w3techs.com/technologies/segmentation/cl-ja-/content_management

WordPress:82.7%
Adobe Dreamweaver:2.4%
EC-Cube:2.3%

グラフの通り、日本でのCMSシェア率No.1はWordPressです。
シェア率が高く、多くの企業やブロガーに利用されるのにはやはり理由があります。

弊社でWordPressでの構築を提案している4つ理由

1.日本でのシェア率高く、管理や引き継ぎがしやすい

繰り返しとなりますが、日本国内におけるWordPressのシェア率は非常に高いです。
そのため、WordPressに関するさまざまな情報が、Webはもちろん、書籍も多数発刊されていて、構築手法から操作方法がわからない場合などでも、ご自身でおおよその問題を解決することができます。
また、オープンソース型のソフトウェアであることから、世界中のエンジニアにより、多くのプラグイン・機能が日々開発され、情報発信も盛んです。

一方、シェア率の低いCMSの場合、ユーザーが少ないため、情報ソースが少なく、あったとしても英語での解説しかないものもあり、単純に保守・管理することすら困難という状況に陥ることも少なくありません。

また、WordPressの場合「Webサイトの制作・運用をサイトのリニューアルのタイミングで、別の企業に引継ぎたい」といったケースでも、WordPressに精通した制作会社も多いので、発注時の選択肢(費用・デザインレベル・スケジュールなど)を狭めることなく、面倒な引き継ぎも安全・スムーズに行うことができると考えてよいと思います。当社では、このような汎用性の高さも、WordPressを選ぶべきメリットと考えています。

「便利そうだったから…」「制作会社さんのオリジナルCMSで使いやすいと聞いたので…」と安易に判断するのではなく、引き継ぎや運用以降の改修など少し先のこと(なかなか難しいですが…)をある程度見越した上で、CMSを選定することが持続的なWebメディア運用の重要なポイントです。

2.プラグインが充実していて、拡張性が高い

WordPressには多くのプラグインがあります。
プラグインとは、WordPressに新たな機能を追加し、機能を拡張させることのできるツールのこと。
例えば、Webサイトに「お問い合わせフォーム」を付けたい場合、一からプログラミングをするのはなかなか根気のいる作業ですが、お問い合わせフォームを追加するプラグインを利用することで、簡便にお問い合わせフォームを作ることができます。

プラグインを利用することで、お客様のご要望に可能な限り沿ったカスタマイズが可能となります。プラグインの詳しい話については、またの機会に…。

3.カスタマイズの自由度が高い

プラグインを利用することでカスタマイズができるというお話をしましたが、プラグインだけではカスタマイズできないような事でも、プログラミングを駆使しカスタマイズをすることが可能です。例えば、お客様に実際に操作していただく管理画面を、誰にとってもわかりやすくカスタマイズすることで、面倒なWebサイトの更新も気軽に取り組むことができます。

もちろん、すべての面においてWordPressが他のCMSより優れているというわけではありませんが、実際に更新作業にあたるお客様のご負担や、運用時の制作コスト削減を目的にするためにも弊社ではWordPressを導入しています。

4.無料で利用できる

WordPressは無料で利用できます。(例:著名なCMSである「Movable Type」は有料)

無料で利用できるCMSは珍しくはありませんが、その中でもWordPressは「機能面」「使いやすさ」「拡張性」の面において優れていると考えています。


まとめ

まだまだ深く掘り下げたいのですが、【導入編】ということで、今回はここまで。
次回も【〇〇編】という形で、解説していきます。

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