F.S.JOURNAL

私がWeb業界を選んだ理由(新卒3年目・マークアップエンジニアの場合)

私がWeb業界を選んだ理由(新卒3年目・マークアップエンジニアの場合)

Web業界を志望する学生の皆さんに向けて

就職活動も本格化し出す季節。
コロナ禍、混沌とした状況の中で、自分の行きたい業界や仕事を見定めるというのは、他人事ながら非常に大変だと思います。

今回は、Web業界3年目も終盤を迎えたマークアップエンジニアの私・ワタナベが「なぜWeb業界を選んだのか?」を、順を追って振り返ります。少しでもよいので、この業界を志望・検討している学生の皆さんの参考になればと思います。

「Web」との出会い

私が本格的にパソコンを触りだしたのは、専門学校に進学してからです。
※ちなみに、入学した専門学校は、先日弊社サイトの実績にも掲載した「熊本電子ビジネス専門学校」です。

小・中・高と、パソコンを使う機会は多少あったものの、調べ物をしたり、音楽を聴いたり、Youtubeを観たりするくらいで、プログラムやデザインにはほとんど興味がありませんでした。

そんな私が、なぜIT系の専門学校に進学したのか。

実は、もともとアニメが好きだったので、アニメ業界に就職したいと考えていました。

アニメ業界を目指せる専門学校は、熊本県内には1校のみ(注:当時のワタナベ調べ)。また、アニメーションの制作会社は東京に全体の9割が集まっていると言われるほど、都心に集中していたため、将来的には東京での就職を視野に入れる必要がありました。

諸事情があり、熊本を出るのはなかなか難しく「アニメ業界への就職」に対する想いと優先順位が徐々に下がっていきました。

次に候補に上がったのが、今自分がいるWeb・IT業界

前述通り、パソコンを触ること自体にあまり興味はなく、タイピングもろくにできず、苦手意識があったほどです。
そんなWeb・IT業界が次の候補になったきっかけはというと、ドラマ「リッチマン・プアウーマン」

ご存知の方も多いと思いますが、このドラマは、私が中学生時代にフジテレビで放送されていた「月9」ドラマ。
小栗旬演じる天才プログラマー・日向徹が、若くしてIT企業を作り上げ億万長者となった社長を演じ、高学歴ながら内定がもらえず就職活動に奔走する女子大生を石原さとみと織りなすラブロマンス・コメディです。

このドラマで描かれていた会社のオフィスは、おしゃれでかっこいい空間で、服装や髪型も自由。

※写真はイメージです。

進路に迷っていた時、日向がモニターを3台も並べ、キーボードのタイプ音を鳴り響かせる姿に憧れを抱いていた自分をふと思い出し、即決でIT系の専門学校に進学することを決めました。

※写真はイメージです。

専門学校にはWeb系だけでなく、システムエンジニアやゲームプログラマを目指す学科もありましたが、普段から接する機会が多く、多少身近に感じていたWeb制作を専門とする学科を選びました。

この業界で働くきっかけの大部分を「ドラマを観ての憧れ」が占め、改めて不純だなと感じています。が、動機なんて、大概そんなものなのかもしれません。

Web制作会社のイメージ

ドラマに出てきたのは、私が働く「Web制作」を行う企業ではありませんでしたが、大きなくくりとして、ぼんやりと以下のようなイメージがありました。

  • スーツではなく私服
  • 髪型、髪色自由
  • パソコンがあれば家でも仕事ができそう
  • 難しい、大変そう
  • 給料が良さそう

・・・「スーツではなく私服」「髪型、髪色自由」。

中でも、当時の私にとって、非常に重要なポイントだったこの2点が、就職活動にも大きく作用しました。

また、知人・友人にWeb制作会社で働いていることを伝えると、

  • かっこいい
  • 今どきの仕事だね
  • パソコンを使った仕事は憧れるけど、難しそう
  • 休みが少なそう
  • 給料が良さそう
  • 家で仕事してるの?
  • 髪の毛染めてもいいの?

というような事をよく言われます。
もしかしたら皆さんも同じようなイメージを持っているのではないでしょうか。

Web業界で実際に働いてみて

晴れて(?)、この業界に足を踏み入れ、1社を経て入社したフルスケール。

クライアントの課題解決に向けて真摯に邁進する姿勢に共感したのが入社動機ですが、会社選びの際に重要視していた「スーツではなく私服」「髪型、髪色自由」という点もクリアしており、ストレスフリーな環境で日々の業務にあたっています。

理想と現実はもちろんありますが(苦笑)、社内の雰囲気もよく、イベントも適度にあり、仕事以外でも楽しく過ごせています。

ちなみに先月は催されたイベントは、「社員への誕生日プレゼント」「新入社員(内定者)の歓迎会」

誕生日プレゼントは心を読まれているかのように的確に興味のあるものや、実用性の高いものをプレゼントしてくださるので、代表・尾方のセンスと観察眼には驚かされます。

 

▲誕生日プレゼント

…ただ、当然ながら仕事は常に難しく、険しく、大変です。

私がそうだったように、専門学校で習った程度の知識や技術では実務でほとんど通用しません。

いかに学校で基礎力を付けながら、独学でスキルを向上させられるかが重要ですし(学生時代の自分に言い聞かせたい)、就職してからも、学び続けることが必要です。

日々の業務をこなしている間にも、テクノロジーや消費行動は爆速でアップデートされていき、一瞬でも気を抜くと、差は開くばかり。それでも根気強く粘り、インプットとアウトプットをひたすら続けられるかが、この業界でサバイブできるかのポイントだと感じます。

これからWeb・IT業界を目指す方(特に学生の方へ)

もし、皆さんに時間の余裕があったり、アルバイトのシフトを減らせるのであれば、ぜひ、その時間をスキル向上にあててください。
会社に入社してからは、休みの日か、睡眠時間を削る以外に自分の好きなことを学ぶ時間はありません。

また、当たり前のことかもしれませんが、会社を選ぶ際には、その会社が「自分に合っているかどうか」が重要だと思います。

どんなにおしゃれなオフィスで、自由度が高い会社でも、会社の姿勢や働いている人たちの考え方への共感がなければ、早い段階でそこにいるのが辛くなるはず。これは会社にとっても、あなたにとってもマイナス。

新卒の場合、キャリア序盤の大事な期間にもなるので、可能なかぎり見極めて企業を選びましょう。
なるべく多くの知識と高い技術を身につけながら、会社を選ぶ際には徹底的に調べあげ、会社訪問やインターン企業が主催するイベントなどを通して、そこで働く方たちと実際に会って話をしてみることをおすすめします。

まとめ

今回のテーマである「私がWeb業界を選んだ理由」は、「ドラマを観て憧れた」という不純でミーハーな理由。ですが、今となっては、あのドラマに出会うことができなければ今この仕事をしていない、と考えると、出会えてよかったなと感じます。

皆さんはどのようなきっかけ・動機でWeb・IT業界を目指していますか?

他愛もない内容だったと思いますが、少しでもいいので、Web業界への就職を検討している学生さん(特に専門学生)の役に立てばうれしいです。この業界(もしくはフルスケール)でお待ちしています。

今回振り返ってみたことで「学生時代の自分に伝えてあげたいこと」がたくさんでてきたので、次回以降、お伝えしていきます。

【余談】
今回ご紹介したドラマ「リッチマン・プアウーマン」ですが、このドラマがきっかけでWeb・IT業界を選んだ知人が複数人います。

今でも、たまにこのドラマを見返し、Web・IT業界に憧れ、わくわくしていた初心を思い出し、自分を奮い立たせています。
観たことががない方は、ぜひ観てみてください。

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